携帯塵劫記

尺度

面積

角度

量

重さ

両替

凡例・方式

本表の換算はすべて現行の国際基準に依っています。換算に用いる定数は丸めた近似値を用いず、定義値から算び出しています。

表示の桁

計算は定義値のまま行いますが、画面に出す数は桁を限っているため、表示の上では丸めが入ります。

尺貫法の方式

尺10/33 m明治二十四年度量衡法。三十三尺を十メートルとする
坪400/121 ㎡六尺四方。一間は20/11 m
升2401/1331 L一合はその十分の一
匁3.75 g定義値。一貫は千匁、一斤は百六十匁

鯨尺は曲尺の二割五分増(一尺二寸五分)、呉服尺は二割増(一尺二寸)としています。

両の二法について

重さの欄の左端を押すと、斤量・衡数・斤量(現行)の三つに移ります。両の値が二通りある由です。

斤量1両=4匁一斤を四十両とする法
斤量(現行)1両=10匁一斤を十六両とする一般の法。1両=37.5g

いずれも一斤は百六十匁(600g)、一貫は千匁(3750g)で変わりません。両の刻みだけが異なります。今の目方を扱う用には現行をお使いください。

英法の方式

インチ0.0254 m国際ヤード・ポンド法(1959年協定)。一寸は1.19303インチ
ポンド453.59237 g同上。一ドラムはその256分の1
パイント568.26125 mL帝国ガロン(4.54609 L)の八分の一

重さの体系は英国式に依り、百斤(ハンドレットウェート)は112ポンド、トンは20百斤すなわち2240ポンドです。米国の慣習単位(100ポンド・2000ポンド)とは約一割異なりますので、米国の帳簿を読む際はご注意ください。

量もまた帝国基準です。米国の乾量基準とは約三分の差があります。

お使いになる方へ

塵劫記とは

『塵劫記』は、寛永四年(1627年)に京都の吉田光由が著した算術の書です。明の程大位『算法統宗』を手本としながら、大きな数・小さな数の名、九九、算盤の掛け算と割り算から、米の売買、金銀銭の両替、田畑の広さや蔵の容積の求め方までを、絵を添えてやさしく説きました。鼠算や油分け算のような、遊びを交えた問いも載せています。

江戸時代を通じて版を重ね、「塵劫記」の名は算術書の代名詞となりました。後の版で答えを付けずに載せた問い(遺題)は、読み手が解いて次の書に新たな問いを残す習いを生み、和算の発展を支えました。書名は、仏教で計り知れないほど長い時を表す「塵劫」に由来するといわれます。

本表が扱う度量衡や銭の両替は、いずれも塵劫記が説いた主題です。